*スタッフ*

●監督プロフィール

風間志織(かざましおり)

1966年、埼玉県狭山市生まれ。
8mm作品『お楽しみは悲劇から』を桐朋女子高校1年生の時に文化祭のために撮り、
映画制作の楽しさに魅せられる。
翌年、若干高校2年生にして、
8mm作品『O×O(ゼロカケルコトノゼロ)』が長崎俊一監督の推薦を受け、
84年度PFF(ぴあフィルムフェスティバル)に入選、天才少女の出現と騒がれる。
第1回PFFスカラシップを獲得し、
高校卒業時、16m短編『イみて一しょん、イーンテリあ。』を監督。
監督と等身大の少女たちの透明な過激さが評価され、
トリノ国際映画祭招待作晶となる。
22才で撮った8mm長編作品『メロデ』はユーロスペースにて
レイトショー公開され、多くの観客を集め、高い評価を得た。
『メロデ』の後、準備に3年、撮影に8ヶ月かけて『冬の河童』を完成させる。
95年に公開され、ロッテルダム国際映祭TIGERAWARD(グランプリ)を受賞するなど
海外でも高い評価を得た。

----作品歴----

『メロデ』1989年(8ミリ/100分)
『冬の河童』1994年(35ミリ/114分)
『恋、した。/バージンチチ・ラプソディ』1993年8月放送(テレビ東京)
脚本作品
『非・バランス』2000年/富樫森監督

-------------------


映画を作りたいという衝動がある。
映画を作ろうが、作るまいが、世界中で争いは絶えないし、人々は愛し合ったり、憎しみ合ったり、くっついたり離れたり。
わたしに何ができるのか? と自問自答しても、圧倒的な破壊と苦痛の前では、ほとんど無力で、ただ小さな声で、たわいのない、そのへんに転がっている恋愛について描くくらいしか、できることはない。
わたしには、憎しみの連鎖を切る方法がわからない。
ちっぽけな愛の感情をたいせつに育みたいと思う。たとえ壊れてしまったとしても。
幸福な記憶は、誰にも侵すことはできない。いつでも取り出して、何度でも反芻すればいい。小さな痛みとともに。
 

 風間志織


●スタッフプロフィール

脚本:小川智子(おがわ ともこ)

1962年北海道札幌市生まれ。
フリーの助監督などをへて脚本家に。
主な作品に
「冬の河童」(94 風間志織監督)「斬り込み」(95 福岡芳穂)
「イノセントワールド」(98 下山天監督)「天使に見捨てられた夜」(99 廣木隆一監督)など。

脚本:及川章太郎(おいかわ しょうたろう)

1967年宮城県生まれ。
95年Vシネマ「美姉妹」(北川篤也監督/日活)で脚本家デビュー。
その後もテレビやVシネマ作品でキャリアを重ねる。
主な作品に映画「歯科医」(99 中原俊監督)
「東京ゴミ女」(00 廣木隆一監督)フランスドゥービル映画祭最優秀作品賞
など。

撮影:石井勲(いしい いさお)

1960年東京生まれ。
日本大学芸術学部映画学科卒業後、撮影助手として仕事に従事、
その間にも自主製作映画の撮影などしながら、93年に独立。
主な作品は「三月のライオン」(92 矢崎仁司監督)
「トカレフ」(94 阪本順治監督)
「チンピラ」(96 青山真治監督)
「私たちが好きだったこと」(97 松岡錠司監督)
「流星」(98 山仲浩充監督)など。

●スタッフ一覧
企画・製作
伊藤直克
岡田裕
岡本東郎
斎藤緑

監督
風間志織

脚本
小川智子
及川章太郎

撮影
石井勲

照明
大坂章夫

録音
鈴木昭彦

美術
松本知恵

音楽
阿部正也

スタイリスト
日下部慶子

ヘア・メイク
石山美子

記録
田口良子

助監督
島田明生
宮田宗吉
高橋貴司