*映画祭日誌*topに戻る   ○第52回ベルリン国際映画祭のトップに戻る   2002年2月

風間志織のベルリン日誌


◆2月6日より
:::文屋ミッチー「これが、フランケンワインだ!!」:::

最初にドイツ入りしたのは3名。
わたしと、この作品のプロデューサーでありダンナでもあるイトウP、そして主演の久野真紀子。この三人は、ベルリンに入る前に、ふだんの飲んべえ根性を発揮して、おいしいドイツワインを飲む会を結成した。そして南ドイツの街・ビュルツブルクに暮らすわたしの従兄、ミッチー(文屋充徳・コントラバス奏者、音楽家=北海道出身)を訪ね、フランケンワインの聖地へ入った。
そこで数日、たらふく飲んでの三日酔いのまま、ミッチーのオンボロ車にガタピシャ乗り込んだ。

助手席に彼の嫁さん(カトリン・音楽家卵=旧東ベルリン出身)、後部座席に私たち3名、狭い車内にぎゅうぎゅうしながら、約500キロのベルリンへの旅へと出発した。
:::久野さん、酔っ払い:::
::ミッチー&カトリン夫妻(新婚):::


◆2月9日

従兄の家を午後に出発。
最初快調にアウトバーンを飛ばしていた車は、旧東側に入ったあたりから、渋滞を繰り返す。
道路がまだ整備されていないという。
渋滞に次ぐ渋滞。その合間を縫うように、少しでも道が開けば、ここぞとばかり最高時速は200キロ・・・。
後部座席の私たちは、ちょっと硬直。
約7時間かけて、へろへろ状態でベルリンに到着。
もう午後9時を回っていた。とにかく、無事でよかった。お疲れさまです。
早速、ホテルに行き、スイスに暮らす久野さんの妹ナオミさんと合流、クノー姉妹が再開する。
10時過ぎに、皆でベルリン在住のカトリンのお父さんが待つイタリア料理屋へ行く。
そのあとアルゴの熊谷さん(クマちゃん)と合流。

ビール飲みながら、
ベルリンまでドライブ。
クリックしてね↑
途中で寄った
ドライブインのトイレ。
キュートな内装。
久野姉妹! 
右が妹のナオミさん。
カトリンのお父さんです。


◆2月10日

昼。映画祭の発行する個人の写真入りのパスカードを取りに、フォーラムの事務局へ。
ここには、出品作品のポスターが所狭しと貼ってあるが、なぜか『火星のカノン』のポスターだけが見当たらない。
受付(?)のお姉さんの事務机の横にかわいらしく貼られたカノンのポストカードを発見。
ちょと嬉しい。


この円の中に注目!
クリック!

拡大すると、こうなる。
これが、ベルリン用のポスターデザイン。

しかし、広い街中を見渡しても、われわれのポスターは見当たらない。
東京国際映画祭の賞金で、せっかく作ったのに・・・。
送った枚数が少なすぎたみたいだ。
いつものことながら、とほほなカノンチームなのだった・・・。
イトウpとクマちゃんは、慣れない英語を駆使して、
全身ガラス張りのビル「ソニーセンター」内にあるフォーラムのセンターオフィスへ行き、
やっとこさたった一枚のポスターを、丁重にお借りしてきた。
3日間の期限付きで。もともとは、うちらが送ったんだけどね。
それを持って、日本映画の集まるブースへ貼りに行った。
さて、今日の夜は、中村麻美と脚本家の及川君が合流する予定。
空港まで、くまちゃんが迎えに行く算段。


《後日談:このポスターは、くまちゃんが返却するのを忘れて、ひと足早く帰国してしまったので、
ベルリン滞在最終日に、わたしとイトウpで、律義に返しに行きました。
ところが、ソニーセンターの何階にフォーラムオフィスがあったか忘れてしまったイトウPは
(表札等も見当たらないので)、とりあえずエレベーターで最上階へ行き、
階段で一階ごとに降りながら、オフィスを探そうとしたんだけど、これが日本とは違うのよね。
一度階段へ出たら、内側から鍵ががちゃん!とかかって、二度と室内には戻れない。
さすがテロの標的になっただけあって、セキュリティがしっかりしてます。
私たちは、ガラス張りの階段を、ただひたすらに降りて降りて降りて、なんとか外へ脱出し、
再びエレベーターに乗り込むとフォーラムオフィスを探す旅に・・・
約1時間後、無事その任務を終了したのでした・・・。
その間、夫婦ゲンカがあったかどうかは、推して知るべし》

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道端にいたシロクマとその友人。


これが、ソニーセンター・ビルの
エレベーターだ!
ビルの中をさ迷ってていたら、
犬が寝ていた。

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と、ここまで書いて、わたくしカントク風間は、疲れちゃったので、
この後の展開を知りたい人は、『及川君のベルリン日記』へGO!→→→ クリック!